ドッグフードの保存料は危険?安全な見分け方と種類を一覧で解説

ドッグフード

目次

ドッグフードの保存料は危険?安全な見分け方と種類を一覧で解説

ドッグフードの原材料名に記載された保存料を見て、「なんとなく不安だけどよく分からない」と漠然と不安に思っていませんか。
この記事を読めば、成分表示から保存料について理解を深め、愛犬のフード選びに役立てられるようになります。

なぜドッグフードに保存料は必要なのか?腐敗や食中毒を防ぐ重要な役割

ドッグフードにおける保存料は、製品の品質を維持し、腐敗の原因となる細菌やカビの増殖を抑制するために添加される成分です。特にドライフードのように、開封後も一定期間をかけて消費される製品では、微生物の増殖を防ぐために重要な役割を担います。保存料がなければ、フードはすぐに腐敗し、愛犬の健康を害するリスクが高まります。安全な長期保存を実現し、フードの栄養価と風味を保つ上で、保存料は必要不可欠な存在と言えます。

【一覧】注意すべき合成保存料と比較的安全な天然由来の保存料

ドッグフードに使用される保存料は、化学的に合成されたものと、植物などから抽出された天然由来のものに大別されます。合成保存料は、高い保存効果が期待できます。
対照的に、天然由来の保存料は比較的安全性が高いと考えられており、酸化防止などの目的で使用されます。
ここでは、それぞれの種類と特徴について解説します。

絶対に避けたい!健康リスクが指摘される合成保存料

一部の合成保存料については、摂取量や条件によっては健康リスクが指摘されています。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)に関しては、ラットを用いた高濃度での実験で発がん性が報告されたものの、犬や人など前胃を持たない動物では発がん性は認められていません。
ペットフードに使用されるBHAの量であれば、犬猫が一生食べ続けても健康を害することはないとされています。
また、微量のBHAが発がんを抑制するという報告もあります。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)については、国際的な機関での発がん性分類に明確な記載は乏しいものの、近年、内分泌かく乱作用の懸念から再評価が進められています。
エトキシキンは、職場での暴露においてアレルギー性接触皮膚炎との関連が指摘されており、ヒトに対して感作性があると考えられています。
ソルビン酸カリウムは、亜硝酸塩と反応することで発がん性物質であるニトロソアミンを生成する可能性が示唆されています。
これらの成分は、日本のペットフード安全法で基準値が定められていますが、可能な限り避けることを検討しても良いでしょう。

天然由来で比較的安全性が高いとされる保存料(酸化防止剤)

天然由来の成分も、ドッグフードの品質を保つために利用されます。
これらは主に「酸化防止剤」として機能し、油脂の酸化を防ぎます。
代表的なものに、ビタミンE(ミックストコフェロール)、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物(カテキン)などがあります。
これらの成分は、植物から抽出された天然成分であり、化学的に合成された保存料に比べて愛犬の身体への負担が少なく、安全性が高いと考えられています。
そのため、多くのプレミアムドッグフードで採用されています。

「保存料入り=危険」は誤解?ペットフード安全法が定める基準値とは

保存料の種類を理解した上で、次に知っておくべきは「含有量」の基準です。
日本では法律によってペットフードの安全性が確保されており、保存料が入っているからといって、直ちに危険と判断するのは早計です。
法律で定められた基準について正しく理解することが、冷静なフード選びにつながります。

日本のドッグフードの安全性は法律で守られている

日本国内で製造・販売されるドッグフードは、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」によって規制されています。
この法律は、ペットフードの安全性を確保し、ペットの健康を守ることを目的としています。

具体的には、有害な物質が含まれていないか、添加物の含有量が基準値を超えていないかなどが厳しく定められており、基準を満たさない製品の製造や販売は禁止されています。
この法律の存在により、市場に出回るドッグフードの安全性は一定レベルで保たれています。

基準値内でも長期的な摂取には注意が必要

ペットフード安全法によって添加物の基準値は定められていますが、基準値内であれば絶対に安全とは断言できません。
なぜなら、フードだけでなくおやつなど、複数の食品から同じ添加物を摂取し続けることで、結果的に摂取量が多くなる可能性があるからです。

また、犬の体重や年齢、健康状態といった個体差によっても、添加物の影響の受けやすさは異なります。
法律はあくまで最低限の安全基準であり、愛犬の健康を長期的に考えるなら、飼い主自身が添加物の内容を吟味し、より安全な選択をすることが重要です。

安全なドッグフードを見分けるポイント

安全なドッグフードを選ぶための具体的なポイントをいくつかご紹介します。
パッケージの情報を正しく読み解き、メーカーの姿勢を見極めることが、愛犬の健康を守る鍵となります。

パッケージ裏面の原材料表示を正しく読み解く方法

ドッグフードのパッケージ裏面にある原材料表示は、安全性を判断するための最も重要な情報源です。
原材料は、基本的に配合量の多い順に記載されています。
まず、リストの最初の方に質の高い動物性タンパク源(肉や魚)が記載されているかを確認しましょう。

次に、保存料や酸化防止剤の項目をチェックし、「BHA」「BHT」「エトキシキン」などの合成保存料が含まれていないかを確認します。
「ミックストコフェロール」や「ローズマリー抽出物」といった天然由来の成分が使用されていれば、比較的安全性が高いと判断できます。

「無添加」「保存料不使用」の表記に隠された落とし穴

「無添加」や「保存料不使用」といった表記は、一見すると安全に思えますが、注意が必要です。
実は、「無添加」という言葉には明確な法的定義がありません。
そのため、メーカーが特定の添加物を不使用なだけで「無添加」と謳っているケースがあります。
例えば、保存料は不使用でも、BHAなどの合成酸化防止剤が使われている可能性も考えられます。
表記だけに惑わされず、必ず原材料表示の全項目に目を通し、具体的に何が使われていないのか、何が使われているのかを自分の目で確認することが大切です。

保存料の少ないドッグフードを選ぶ際に飼い主がすべきこと

合成保存料などを含まない、あるいは天然由来の保存料を使用したドッグフードは、一般的なフードに比べてデリケートです。
そのため、購入後の管理方法がフードの品質を大きく左右します。
長期保存には向かないことを理解し、適切な方法で保管することが愛犬の健康を守る上で非常に重要になります。

開封後は密閉容器に移して冷暗所で保管する

保存料の少ないドッグフードは、酸化や湿気の影響を受けやすいため、開封後の保管方法が重要です。
フードの袋には、酸化を防ぐためのガスが充填されていることがありますが、一度開封するとその効果は失われます。
開封後は、袋の空気をできるだけ抜いてしっかりと封をするか、光を通さない密閉性の高い容器に移し替えましょう。

保管場所は、直射日光が当たらず、湿気の少ない冷暗所が最適です。
冷蔵庫での保管は、出し入れの際の温度差で結露が発生し、カビの原因となる可能性があるため避けた方が良いでしょう。
長期保存は品質劣化のリスクを高めます。

賞味期限に関わらず早めに使い切る意識を持つ

ドッグフードのパッケージに記載されている賞味期限は、あくまで「未開封」の状態での期限です。
保存料が少ない、あるいは天然由来の保存料を使用しているフードは、開封した瞬間から酸化が進み、品質が劣化し始めます。
そのため、賞味期限の表示に頼らず、開封後は1ヶ月以内を目安に使い切ることを心がけましょう。

大袋の方が割安になる場合もありますが、愛犬が食べ切れる量を見極め、常に新鮮な状態で与えられるサイズのパッケージを選ぶことが大切です。
長期保存を前提とせず、早めに消費する計画を立てることが品質維持の鍵となります。

ドッグフードの保存料に関するよくある質問

ここでは、ドッグフードの保存料に関して飼い主から寄せられることの多い質問に回答します。

ドッグフードに使われる保存料に発がん性はありますか?

一部の合成保存料には、発がん性が疑われているものがあります。
特にBHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)は、研究によって発がんリスクが指摘されています。
ソルビン酸カリウム自体に発がん性はありませんが、亜硝酸ナトリウムと反応すると発がん性物質が生成される可能性があります。

ただし、これらはペットフード安全法で使用基準量が厳しく定められており、基準値内であれば直ちに健康被害が出るわけではありません。

「無添加」と表示されたドッグフードなら絶対に安全だと言えますか?

「無添加」表示だけでは、絶対に安全とは言い切れません。
「無添加」には法的な定義がなく、メーカーが「着色料無添加」など一部の添加物不使用を指して表示している場合があるためです。
保存料は使っていなくても、合成の酸化防止剤が使われている可能性もあります。

安全性を確認するには、「無添加」という言葉だけでなく、パッケージ裏面の原材料表示を自分の目で確認し、具体的にどのような成分が使われているかを理解することが重要です。

天然由来の保存料(酸化防止剤)ならアレルギーの心配はありませんか?

天然由来の成分であっても、アレルギー反応が起こる可能性はゼロではありません。
例えば、酸化防止剤として使われるローズマリー抽出物など、特定の植物に対してアレルギーを持つ犬もいます。
比較的安全性は高いとされていますが、愛犬に食物アレルギーがある場合は、天然由来の成分であっても原材料をしっかり確認し、アレルゲンとなる物質が含まれていないか注意深くチェックする必要があります。

初めて与える際は少量から試すのが安心です。

獣医師開発の国産無添加ドッグフード「ミートワークス」のご紹介

「ミートワークス」は、動物病院の獣医師と共同開発した国産無添加のドッグフードです。
人が食べられるヒューマングレードの食材のみを使用し、愛犬の健康を第一に考えて作られています。
主原料には生肉・生魚を50%以上配合し、高たんぱく質・低脂質を実現。

着色料、香料、保存料などの化学合成添加物は一切使用せず、素材本来の味と栄養を大切にしています。
愛犬の健やかな毎日のために、食事から健康をサポートします。

「ミートワークス」が愛犬の健康を考える飼い主様に選ばれる理由

ミートワークスが健康志向の飼い主から支持されるのには、明確な理由があります。
それは、原材料の品質、栄養素を守る製造方法、そして愛犬の身体の内側から健康を支える成分配合という、3つのこだわりに基づいています。

国産生肉・生魚50%以上使用!ヒューマングレードの良質な原材料

ミートワークスの最大の特徴は、主原料に国産の生肉・生魚を50%以上も贅沢に使用している点です。
牛、鶏、馬、豚、魚といった多様な動物性タンパク源を、人間が食べられる品質(ヒューマングレード)で調達しています。
これにより、犬が本能的に求める良質なたんぱく質を豊富に摂取でき、健康な体づくりを力強くサポートします。

安価なドッグフードにありがちな、肉副産物や品質の不明なミールなどは一切使用していません。

熱に弱い栄養素を守る「低温乾燥の独自製法」

ドッグフードの製造過程では、高温で加熱処理を行うのが一般的ですが、その際に熱に弱いビタミンや酵素などの貴重な栄養素が失われがちです。
ミートワークスでは、この問題を解決するために、低温でじっくりと水分を飛ばす独自の乾燥製法を採用しました。
この製法により、素材が持つ栄養素の損失を最小限に抑え、栄養価の高いフードを実現しています。

保存料に頼らず品質を保てるのも、この丁寧な製法のおかげです。

お腹の健康をサポートする「麹菌・酵母菌・乳酸菌」の力

健康維持の基本は、健やかな腸内環境にあります。
ミートワークスは、日本の伝統的な発酵食品にも含まれる「麹菌」「酵母菌」「乳酸菌」といった善玉菌を配合しています。
これらの菌は、消化吸収を助け、腸内フローラのバランスを整える働きが期待できます。

フードの栄養を効率よく体内に取り込み、お腹の中から愛犬の健康を支えることで、免疫力の維持にも貢献します。

まとめ

ドッグフードの保存料は、品質維持や食中毒防止に必要な役割を担っています。
中には、BHAやBHTといった合成保存料も存在します。BHAは国際がん研究機関(IARC)により「ヒトへの発がん性の可能性」があるGroup2Bに分類されていますが、これは高用量の動物実験に基づくものであり、通常のドッグフードでの使用量において犬に健康被害が出るという科学的根拠は確認されていません。
また、BHTはIARCでGroup3(分類できない)とされており、BHAよりもリスク評価は低いとされています。
日本のペットフード安全法では、BHA・BHTそれぞれ150ppm以下と規定されており、この範囲内での使用は安全性が確認されています。

安全なフードを選ぶためには、「無添加」などの表記に頼るのではなく、原材料表示を確認し、合成保存料の使用を避け、ミックストコフェロールなどの天然由来成分が使われているものを選ぶことも一つの方法です。

また、保存料の少ないフードは開封後の管理が不可欠であり、密閉・冷暗所保管と早期消費を徹底する必要があります。これらの知識を活かし、愛犬の健康を守るためのフード選びを実践してください。

関連記事